クリスマス 一曲入魂

Karasu Songlark

2012年12月22日 00:01



みなさん こんばんは^^Karasu Songlark です。
もうすぐクリスマスですね。
皆さんは、どんなクリスマスを過ごされるのでしょうか?
クリスマスを前に、とても甘酸っぱく切ない曲を御紹介したいと思います。
メロディも良いけど、歌詞もとっても良いんです。

 ~Same Old Lang Syne(懐かしき恋人の歌)~    
         ダン・フォーゲルバーグ
 ちょっとドラマ風に歌詞をアレンジしてみました。

僕は、偶然食料品店で昔の恋人を見かけたんだ。 
その日は、クリスマス・イブで外は雪が降っていた。
僕は、冷凍食品コーナーにいる彼女の後ろ側にこっそりまわって 
彼女の袖に軽く触れた。

最初は彼女、僕のことが判らなかったみたいだったけど、すぐに気が付いて、「あっ!」と驚いて目を丸くしてた。
そして、僕をハグしようとしたら、彼女は財布の中身をばら撒いてしまったんだよ!
僕らは涙が出るまで笑ったなぁ。ほんとに心から笑った。

ちょっと飲んで話そうか・・・  
でも、開いているバーが見つからなかったんだよ。
だから、僕らは酒屋で6本パックのビールを買って、彼女の車で飲むことにしたんだ。

僕らは、まだ幼かった頃に乾杯をして、こうして再会出来た事に乾杯をした。
そして、二人の間の溝を埋めようとしたけれど・・・ 
二人ともどうすればよいのか 判らなかったんだ。

彼女は、建築家と結婚していた。
彼女の夫は、暖かく幸せで快適な暮らしを彼女に与えている。
でも、彼女は彼のことを愛しているとは、決して言わなかった。
彼女は嘘をつくのが嫌いな人だから・・・

彼女は僕をレコード・ショップで見かけたと言った。 
うまくやってるみたいだなって 思ったらしい・・・
そうだよ!観客は最高さ、でも ツアーは地獄だよ。

ビールも無くなって、僕らも喋り疲れたみたいだ。 
もう話したいことも思い浮かばない・・・
僕が車を降りる時、彼女はそっとキスをしてくれた。 
走り去る彼女の車を見送って・・・

一瞬、僕はあの懐かしい学生時代に戻った気がした。  
そして、「切なくてどうしようもない」胸の痛みを感じたんだ。
そうだね、僕も家に帰らなくちゃ・・・  
いつの間にか、雪は雨になっていた・・・


この歌詞を心の片隅に置いて、是非聴いて欲しい曲です。

私にも甘酸っぱく切ないクリスマスの想い出があります。
まだ十代で学生の頃(北海道に居た頃です。)
クリスマスイブの日
当時付き合っていた彼女(清楚で可愛かった)とささやかなお祝いをしようと言うことになりました。
粉雪が降っていて、本当のホワイトクリスマスだったなぁ。
二人ともお金なんて持ってないし、豪華な食事も出来る訳がありません。
そこで、亀のローソクを買って雰囲気の良い喫茶店に入りました。
一番暗そうな席に座ってローソクに火をつけて
ローソクの炎に照らされた彼女がとても愛らしかった。
どんなことを話したのかなぁ・・・
プラトニックラヴって言うんだね。
今会っても、お互い判らないだろうなぁ・・・
私も住んでいる東京に居るってことは、随分前に聞いたけど・・・